伝統の軽羹をつかった あっさり かるかん饅頭

 

ところで、あのマークは何なのか?

今回は鹿児島県のお菓子をいただきます。

九州、薩摩の国、鹿児島県。

 

そこで、前から気になっていたことがあります。

薩摩のあの『〇』に『十』が合わさったマーク。

あれは何なのか?

 

確かに、なんかよく見るんだけど。

なんか勉強したことがある気もするのだけど・・・

だめだ、わからないので調べましょう。

 

・・・なるほどそうでした。

『〇』に『十』のマークは何なのか。

 

それは・・・

鎌倉時代から江戸時代まで薩摩の領主だった

氏族、島津家の家紋。

薩摩の国の国章でした。

 

徳川家の三つ葉の家紋同様に今でも目にする

ことが多い家紋ですね。

 

地元愛のあらわれでしょうか。

素晴らしいですね。

 

 

伝統を受け継いだ かるかん饅頭

今回いただくのは鹿児島市にある寿屋の

かるかん饅頭です。 

 

昔からの鹿児島名物『軽羹(かるかん)』を

饅頭にしたものです。

 

『軽羹』が何なのかといいますと、

かるかん粉・砂糖・山芋などを原料にして

つくった長方形の和菓子です。

 

中身が詰まった羊羹などに対してとても

軽い『軽い羹』で、それが由来ではないかと

いわれています。(諸説あり)

 

 

かるかん饅頭 (有限会社寿屋)

 

 

通常の饅頭、大福などと同じくらいのサイズ

です。パッケージにはあの薩摩の国章が印され

ています。

 

 

饅頭の皮の部分は、ご飯つぶのように白く、

やや透き通っています。

 

では、いただきます!

 

これはまた、あっさりとした甘さ!

いいですね。

 

皮の部分は軽い口当たり。

ややもちもちしているが、歯切れがあり

パサッともしている。

 

皮の中にはこしあんがはいっている。

軽めのパサッとしたこしあん

あんの量はやや少なく感じるが、

甘すぎないあんで皮ともよく合う。

 

甘すぎない饅頭。それでいい!

 

 

今回のまとめ

初めて知った和菓子『かるかん』で

できた今回のお菓子だったが。

味の主張が弱めの甘すぎない和菓子

だと思いました。

 

それゆえ、飲み物はお茶でも、ほうじ茶

でも、コーヒーでも、紅茶でも合いそう

なところがいいです。