100年以上愛される 丁寧な職人魂がこもったマシュマロ 銘菓鶴の子

 

鶴は千年、亀は万年

『鶴は千年、亀は万年』という言葉があります。

鶴と亀は長生きで、鶴は千年生き、亀は1万年

生きるということです。

 

いやいや!そんなの嘘だろう!と思うでしょう。

その通りです。

実際の鶴の寿命は最高で50年ほどで、亀は最高

200年ほどらしいです。

 

亀の寿命200年、鶴の寿命50年は確かに、

動物の寿命の中では最上位ランクです。

しかし、昔から言われている『千年』と『万年』

には程遠い。

 

実はこの言葉は、古代日本が常に参考としてきた

当時アジアの最先端の文化をもっていた中国から

伝わり、自然と人々に伝承されていった言葉。

人々はおそらく、実際のそれらの寿命を知らな

かったのではないかと思います。

 

というのも、当時の人々の平均寿命は現在と

比べると半分ほどしかない。

鶴の寿命の方が、長いということも、あったかも

しれない。

 

そうともなると、それほどの長い期間を確認する

のは、なかなか大変なことだったからです。

 

いずれにせよ、人々のあいだで鶴と亀は、長寿で

おめでたいものという認識がされるようになり、

人や物の名前など様々なところで使われるように

なったわけです。

 

博多で100年以上まえ、1905年に創業した

石村萬盛堂が1910年から販売している、

『銘菓 鶴の子』というお菓子があります。

 

鶴は千年というように、千年愛されるお菓子で

あるように、という願いがそこにあります。

 

 

職人魂がこもったマシュマロ

 

ということで、今回は福岡県福岡市博多区

石村萬盛堂の銘菓鶴の子です

 

銘菓 鶴の子

 

 

鶴の子は販売開始から100年以上。

ロングセラーの人気商品です。

 

ひと箱2個入り~20個入りのものまで

複数の商品展開をしています。

 

100年以上まえに発売されたロングセラー商品

ということで伝統的なイメージを残しつつ、

楕円型の外箱であったり、鶴のキャラクターが

ついていたりして、新しさも感じられるパッケージ

です。

 

 

 

それではさっそく中身を開封

 

 

 

卵じゃないです。

はんぺんでもないです。

 

まるくてフワッとした、真っ白い楕円のお菓子。

 

 

では、いただきます。

 

 

ほう!これは!

 

ていねいでやさしい食感! やさしい甘み!

 

美味!

 

日本の職人魂というか、丁寧さが込められた

マシュマロ。

 

表面は少し膜のようなハリがあり、その下には

とろみのある、なめらかな食感がある。

 

そしてマシュマロの中には黄色く輝く餡

 

 

これまたうまい。

 

きめ細やかで舌触りがいい餡。

ほどほどの甘さもいいです!

 

まとめ

 

銘菓 鶴の子 おいしかったです。

こんなにマシュマロを味わって食べたのは

初めてでした。

 

さすが、100年以上愛される味。

マシュマロも日本の丁寧な職人魂が加わると

こんなふうになるのかと思いました。